鹿沼市睦町の「鹿沼市立川上澄生美術館」では現在、開館30周年・川上澄生没後50年を記念した「書物を彩る蔵書票」が開催されています。
蔵書票とは、本の所有者を示すために本の見返し(表紙の裏)部分に貼り付けする紙のことです。
15世紀頃のヨーロッパで発祥したとされる蔵書票は、日本では特に20世紀から現代にかけて隆盛し、川上澄生氏(1895-1972)をはじめ、多くの芸術家が主に版画によって蔵書票を制作しているそうです。
今展では、日本書票協会所蔵の約300点の蔵書票を中心に、近現代作家が制作した蔵書票を紹介しています。
「紙の宝石」とも称される、蔵書票の美しい世界を、ぜひこの機会にご覧になってみてはいかがでしょうか!
なお、開催期間は前期が6月26日(日)まで、後期が6月29日(水)~9月4日(日)までとなっています。
●特別展示「初夏の風」が6月5日(日)まで開催されています!
興味のある方は、この機会に訪れてみてはいかがでしょうか♪
【鹿沼市立川上澄生美術館】
■住所 鹿沼市睦町287-14
■℡ 0289-62-8272
■開館時間 午前9時~午後5時(入館は閉館の30分前まで)
■入館料 一般300円(200円)、高校・大学生200円(100円)、小・中学生は100円(50円)。※障害者手帳の交付を受けている人とその付添者1名は無料。( )内は20名以上の団体料金。毎週土曜日は小・中学生無料。毎月第3日曜日は鹿沼市内の小・中学生及び同伴する大人は無料。
■休館日 月曜日(祝祭日を除く)、6月28日(火)、7月19日(火)、8月12日(金)
※入退時の手指の消毒、マスクの着用など、来館者には新型コロナウイルス感染防止の協力を求めています。