【佐野市】藝術の秋 自分の『ふるさと』に出会う 安藤勇寿「少年の日」美術館で「ふるさとの詩」展

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安藤勇寿さんの作品を鑑賞していた人たたちからは「本当に枯れ葉が揺れている。秋の風情を感じる」「見ていると懐かしい思い出がよみがえってくるよう」の声がもれました。

安藤勇寿「少年の日」美術館では、現在、「ふるさとの詩」展を開催しています。

今回の展示は、企画12点、常設22点を一堂に集めています。

企画展示では、お菓子を家族みんなで分けあって食べる喜びを描いた「おすそわけ」や秋の田園風景の中にぽっかり浮かぶ雲、虫を手にする少年など、温かくて心が和む安藤さんの世界が広がっています。

「見てくださる方たちには、この絵を通して、絵の向こう側にある生まれた場所の風や両親の声といった『自分のふるさと』を探していただけたらうれしいです。こういう時代だからこそ、みんなのつながりが実感できるのではないかと思います。前を見ることは大切ですが、少し立ち止まって、自分の足元を見て、自分が今いる場所はこうなんだと再確認し、充実した気持ちになれます。当たり前がいかに大事かを、絵を見て心で感じてほしい」と話してくれました。

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美術館が建つ御神楽町は自然なあふれる場所で、館は色づく森に囲まれています。芸術とともに自然の恵みも感じに出かけてみましょう。

■会期/12月25日(土)まで
■時間・休館日/午前9時30分~午後5時(入館は30分前)。毎週月曜(祝祭日の場合は翌日)、毎月第1火曜日休館
■場所/佐野市御神楽町623―1
■入館料/大人800円、中高生500円、小学生300円、幼児(4歳以上)100円
■問い合わせ/同美術館 電話0283-67-1080

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