【佐野市】大作は美しい蓮の花 安藤勇寿少年の日美術館「新作原画展」

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畳3畳にも及ぶ新作「心の目」には、画面いっぱいに美しい蓮の花が咲き誇り、来場者の目をくぎ付けにしています。
佐野市御神楽町の安藤勇寿少年の日美術館では、現在、開館19周年記念企画「新作原画展」を開催中です。

毎年、この企画展のために描き上げられる新作は、展示室中央の壁一面を飾る大作。これを見に訪れるファンも多いとのこと。
今回の「心の目」は、安藤さんが、蓮の花にまつわる子どものころの思い出を元に、2000年以上の時を超えて開花したという話を知り、その生命力にひかれたことを表現。添えられた言葉の最後は「蓮の花 やっぱり仏様の花だ」で締めくくられています。

そのほか、「潮干狩り」、「風鈴の音色」、「道草」など新作、常設合わせて約40点を展示。

安藤さんは「1年間で描き下ろした作品を展示しました。コロナが収束せず残念ですが、だからこそ、人と人のつながりを大切に、人を信じ、自分を信じて『少年の日』の絵を描き続けたいと思います。それぞれの方たちが心の中に持っている原風景、幼き日の思い出をこの絵たちで思い出して、ホッとしていただけたらうれしいです」と語ります。

同美術館が建つ場所は、自然豊かで、今は新緑が最も美しい季節。絵画鑑賞はもちろん、グラディエーションに萌える木々に囲まれるのも楽しい時間となりそう。

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■会期/8月29日(日)まで
■場所/佐野市御神楽町623-1
■時間・休館日/午前9時30分~午後5時まで(入館は閉館時間の30分前)。毎週月曜(祝祭日の場合は翌日)、毎月第1火曜日休館
■入館料/大人800円、中高生500円、小学生300円、幼児(4歳以上)100円
■問い合わせ/電話0283-67-1080

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