縦2.4メートル、横幅3メートルのフラッグには、大きなシトラスリボンと「ただいま おかえりって言い合えるまちに」「みんなで広げようシトラスリボンプロジェクト」の文字が書かれています。前の道路で信号待ちをする車や買い物客も視線を向けす姿がありました。
シトラスリボンプロジェクトの一環として、新型コロナウイルス感染者や医療従事者への偏見や差別を無くそうと、栃木県内ではシトラスリボンフラッグリレーが実施されています。これは、「シトラスリボンinとちぎ」が主催し、昨年12月から県内の各市町を半年かけて巡回するものです。
佐野市では、1月25日から2月7日まで、道の駅どまんなかたぬまに掲示。「シトラスリボンinとちぎ」の依頼を受け、活動を進めている市内在住の柏倉美香さんは「ここは、中高生の通学路でもあり、大きな産業道路からも見える場所です。子どもたちに見てもらい、それが大人への啓発につながるといいと思います。できれば、佐野は優しい町であってほしいと願いをこめて、どまんなかたぬまさんの協力もあり、ここを掲示場所にしていただきました」と語ります。
シトラスリボンフラッグは、同道の駅、東側正面入り口近くに掲げられています。
※シトラスリボンプロジェクトとは、コロナ禍で生まれた差別、偏見を耳にした愛媛県の有志が作ったプロジェクト。愛媛県産の柑橘にちなんで、シトラス色のリボンや専用ロゴを身につけ、「ただいま」「おかえり」の気持ちを表す活動を広めています。