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地域住民らに見送られて、拍手の中、新しいデマンドバスが出発しました。
佐野市の南西部エリア(村上・下羽田・上羽田・髙橋町)にデマンド交通「フルーツ吾妻線」が開通、4月2日、市関係者や地域住民が出席し、開通式が吾妻地区公民館で行われました。
これは、本年度スタートした生活路線バス再編の一環で、これにより、市内の路線バスは、定時に決まった場所を走る従来の8路線から、5路線プラス4デマンド交通、合わせて9路線となりました。
デマンド交通は、自宅など希望する場所から乗り、指定エリアを設定し、決められた病院や商業施設、スーパーなどで降りることができるシステム。利用するためには、事前登録と予約が必要となります。
吾妻地区は、高齢者が多く、電車やバスが走らない「公共交通の空白地帯」だったため、以前から地域住民がデマンドバスの運行を求めていた。
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開通式で岡部正英佐野市長は「超高齢者社会を迎える今、自ら移動手段を持たない人たちの生活の足を確保することは重要です」とあいさつしました。
「フルーツ吾妻線」は、週3回(火・木・土曜)午前9時~午後5時まで運行。
デマンド交通 各路線
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