【千歳整骨院 小林先生 骨のお話⑥】

朝晩は涼しくなり出してきて、やっと秋らしくなってきましたね。来月11月5日は尊氏マラソンですね。涼しくなりランニングを始める方も増えてくる時期です。

今回はマラソンランナーに向けたお話をいたします。ランナーの方、脚は痛くないですか。股関節、膝、すね、足裏さらには腰まで。熱心にランニングをしている方ほど、どこかしらに痛みがあるものです。痛みの原因はさまざまですが、例えば、ランニングシューズ。シューズは軽い方が良いというイメージがありますが、軽いシューズはソール(靴底)が薄いものが多くクッション性に劣るため、日々のランニングには適していません。大会などタイムを重視するシーンで軽いシューズを選び、日々のランニングには、クッション性を重視した比較的ソールの厚目のものを選びましょう。また、好きなデザインのシューズを履くのも良いのですが、しっかりと自分の足にあったシューズを履くことをおすすめします。

そして、なによりの痛みの原因はオーバーワークによるものがほとんどです。膝の外側の痛み(ランナー膝)、すねの内側の痛み(シンスプリント)、足裏の痛み(足底筋膜炎)など、基本的には、オーバーワークが原因になります。またオーバーワークは、足の痛みだけでなく、疲労感、倦怠感などの症状も出てきます。毎日走らないと気持ちが悪いという人は注意が必要です。休養もトレーニングの一つです。オーバーワークからの怪我は、完治までに多くの時間を要します。「疲れ」という体の信号を素直に受け止め、体を休めてください。また、わかってはいてもついつい、サボってしまう「ストレッチ」。運動直後でなくてもいいので、就寝前やテレビを見ながらでも結構です。しっかりストレッチをして、次の日に疲労を残さないようにしましょう。