【佐野市】武道で防犯と健康増進 佐野市隣保館で『杖道入門講習会』

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「武道、まして杖道は初めてです。まだまだ型にこだわってやるほどにもいかないですが、いい体験、運動になりました。『武道』ということで、なんだか日本人の血が騒ぐような気がします」と稽古後に感想を話してくれた参加者の大阿久さん。

佐野市隣保館では、健康増進、護身として、「杖道入門講習会」を行っています。第1回目が、9月23日に開かれ、7人の参加者が稽古に汗を流しました。  
杖道の指導にあたるのは、神影流一門・佐野武道会主宰、神心無想流居合師範の山本吉男さん。
神影流杖道は、杖術と称して、今から300年以上前の江戸時代初期、夢想権之助勝吉により創始されたといわれています。その術技は、剣より出て、柔を加味し、剣との対抗を主眼として工夫されました。薙ぐ(横ざまに払って切る)、突くなど多様な技があります。
この日参加者たちは、4尺2寸1分(126㌢)の杖を手に、準備運動、足運び、基本の型に挑戦。慣れない動きに苦戦する場面も見られましたが、時間を重ねるにつれ、杖さばきもスムーズになっていきました。
 

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