【栃木市】コロナウイルス収束へ 薬師如来に祈願

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栃木市の三毳不動尊

「今は耐え忍び、自分自身を見つめ直す時。一刻も早い収束を願っている」と薬師如来像に手を合わせるみかも不動尊の小田隆誠住職。

 新型コロナウイルスが大きな不安を与える現在、心身、社会の病気を治すといわれる仏「薬師如来」に祈る人が増えているという。

来世の平穏を司る阿弥陀如来に対し、現世での苦しみを取り除き、安泰を司る仏として知られる薬師如来。医薬を司る仏という意味で、「医王如来」や「大医王」などの別名もあり、左手には薬壺を持つ。

 みかも山に鎮座する同寺では、今年の干支である子年(ねずみどし)の守り本尊である「十一面千手観音菩薩」を安置しているほか、境内にある極楽閻魔堂には、中央に閻魔大王、横に薬師如来を含む十三仏がまつられている。

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小田住職は「『一心に願い、行い成就せよ』という仏教の教えがあります。一致団結して収束を願う力が必要。一人ひとりの行動の積み重ねが収束へとつながる」と話す。

▼みかも不動尊/栃木市藤岡町大田和747℡0282・62・1277

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