
2月27日、中国・上海美術収蔵家協会の王幸明副会長(71)が来日し、翌28日に日本蘭亭会名誉顧問で書道研究白玄会会長の関口鶴情さん(75・川崎町在住)を訪問しました。
王副会長は、中国書法界と日本の書美術界に幅広い人脈を持ち、長年にわたり両国の文化交流に尽力してきた人物。関口さんが日本蘭亭会の会長を務めていた頃に知り合い、以来、親交を深めてきました。
今回の訪問では、関口さんが創作している独自の書「未来書」に強い関心を示し、上海高島屋美術ギャラリーでの作品展開催を提案。未来書20点(非売)の出品を打診するとともに、上海での個展開催も強く希望しました。
これに対し関口さんは、5月16、17日にコムファースト・アピタで、自身が会長を務める白玄会の記念書展を予定していることから、「書展が終わってから検討したい」と応じました。
なお、上海高島屋美術ギャラリーで計画されている「未来書展」に出品された作品は、すべて王副会長へ寄贈される予定だということです。
王副会長は足利美術(伊万里)で美術品を鑑賞した後、夕方には同所で関口さんと会食。席上、王副会長から超高級のマオタイ酒と、鹿の毛で作られた希少な純山馬筆が贈られました。

関口さんは日本蘭亭会会長として4年半にわたり、コロナ禍の中でも日本・中国・台湾の書道団体による交流展を積極的に推進。現在では、日本書道界の重鎮も参加する規模へと発展しています。
昨年度には中国・寧波市で書展を開催し、約520点の作品が展示されるなど、その企画力と手腕が高く評価されました。
今回の来日をきっかけに、日中の書道文化交流がさらに深まることが期待されています。
































