「2020年甲子園高校野球交流試合」が8月10日(月・祝)~12日(水)、15日(金)~17日(月)の6日間行われ、今春の「選抜高校野球大会」に出場予定だった32校が、甲子園で熱戦を繰り広げました。
残念ながら、この交流試合に栃木県内の高校は出場することができませんでしたが、他県の強豪校に進学した県内出身の球児が、甲子園を舞台に躍動しました。
花咲徳栄(埼玉)の大里侑也選手(3年、右/右、背番号18、小山市立小山城南中、栃木下野リトルシニア出身)は、初日の開幕試合、大分商(大分)との一戦で6回の攻撃時、代走で途中出場しました。
その後の守備にも就き(右翼)、8回の先頭で回ってきた打席では、ボールを見極め四球を選んでいます。
試合も、花咲徳栄が3-1で勝ちました。
健大高崎(群馬)の朝井優太選手(3年、右/左、背番号11、小山市立間々田中、小山ボーイズ出身)は、8月16日(日)の第2試合、帯広農(北海道)戦に6回から3番手投手として登板、2回を無失点に抑える好投を見せました。
しかし、試合は1-4で健大高崎が敗れてしまいました。
東海大相模(神奈川)の石田隼都選手(2年、左/左、背番号10、真岡市立真岡中、真岡ボーイズ出身)は、最終日の第1試合、大阪桐蔭(大阪)戦に先発投手としてマウンドに上がりました。
2年生ながら堂々としたピッチングで、強豪相手に7回2失点と好投しました。
また、大塚瑠晏選手(2年、右/左、背番号14、栃木市立栃木南中、小山ボーイズ出身)も5回の守りから途中出場(遊撃)しました。
軽快なグラブさばきで好プレーを見せていました。
対戦相手の大阪桐蔭からは、仲三河優太選手(3年、右/左、背番号9、栃木市立大平中、小山ボーイズ出身)が1点を追う7回の先頭打者として、代打で出場しました。
見事期待に応え、ヒットを放ち、同点、そして8回の逆転への足がかりを作りました。
なお、試合は大阪桐蔭が4-2で逆転勝利を収めています。
今回の交流試合は、16試合のうち1点差が4試合、2点差が6試合と、最後までどちらが勝つかわからない、見応えのあるが試合が多かったです。
例年とは異なる状況の中、出場した選手達は、憧れの甲子園で精一杯のプレーをしていました。
選手の皆さん、厳しい暑さの中、本当にお疲れ様でした!
そして、感動をありがとうございました。
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