劇団「Ciel(シエル)」では、1月17日(日)の本番を前に、12月28日、山辺公民館別館ホールで「修学旅行~2020~」、年内最後の通し稽古を行いました。
通常、毎年夏に「足利市民プラザ演劇祭」で作品を公開してきましたが、今年は、新型コロナウイルス感染拡大のため中止。時期をずらしての公演を目指して活動を継続、たくさんの協力により、来年17日に実施されることになりました。
稽古練習が始まると、代表で製作、演出を担当する長谷川敏夫さんが、セリフや表現方法を演者ひとり一人に丁寧に説明していました。その際、セリフ間で芝居の雰囲気が変わることや小道具の使い方などもアドバイスしていました。
●代表の長谷川敏夫さんに、今作品を選んだ経緯や見どころをお聞きしました。
ソーシャルディスタンスの確保のため、同館からの指示で「Ciel」初の文化ホール公演となりました。
今作品は、2017年、劇団「Ciel」の旗揚げ公演で上演された作品です。当時は小ホールのため、できなかったことが多々あり悔いが残りました。今回は大ホールでの公演となりましたので、思う存分、しっかり表現したいと思っています。また、キャストも変わり、若い役者さんがそろいました。若々しい伸び伸びとした表情やダンスなどもあり、4年前とはまた違った『修学旅行』になっています。ぜひ、見にいらしてくださいね。と話していただきました。
また、今回の公演に出演することが叶わなかった役者さんもいたとのことですが、稽古に来てバックアップしてくれたそうです。
最後に、「舞台を通して、平和へのメッセージを感じていただければうれしいですね」と話してくれました。
■チケット/一般1200円(当日は200円増※一般のみ)、中高生500円、ペアチケット2000円(前売りのみ)全席自由・小学生無料。未就学児の入場はご遠慮ください。
■問い合わせ/足利市民プラザ℡0284-72-8511、足利市民会館℡0284-41-2121
■開演/1部=午前11時(開場10時15分)、2部=午後3時(開場2時15分)