バーチャルバンドStay Home Sessions.Japan
代表 Ryoさん(rebel and truth studio)
新型コロナウイルス拡大防止のため、ライブハウスやホールイベントは、現在も中止が続いています。
そんな中、自身もアマチュア・ミュージシャンとして活躍しているRyoさんは、「自宅にいても音楽の楽しさ、喜びを忘れないで欲しい」と、4月にSNSで仲間を募り、バーチャルバンド「Stay Home Sessions.Japan(自宅でバンドやろうぜ!)」を結成しました。
第1弾の企画として、 ディープ・パープルの「ハイウェイ・スター」を総勢44人のミュージシャンが各パートに分かれて演奏しています。
ちなみにこの動画は、YouTubeまたは、↓をクリックでご覧いただけます。【Stay Home Sessions.Japan】で検索!現在までに2000回を超える再生回数!
動画を見た人からは「参加できて本当に楽しかった」、「次回も楽しみにしています」、「本当に素晴らしい企画、次はぜひ参加したい」など、たくさんの声が寄せられています。
動画の作成は、最初に演奏する曲を決めるところから始まります。そして構成を調べ理解し、楽曲を分割してパートの募集を行います。
募集はGoogle スプレッドシートで管理され、募集状況や進捗状況をリアルタイムでメンバーそれぞれが確認出来るようにしました。
そして原曲のテンポを割り出し、その決められたテンポにしたがって個々が各パートを撮影。
最後にRyoさんへ送信します。作業は一見簡単に思われるかもしれませんが、参加者のネット環境も異なるため、またメンバーそれぞれも
メトロノームに合わせるという普段のバンドとは違うやり方に慣れず、当初の予想より苦戦したとか。
集まった動画は44人分ですが、それぞれ数パートずつ演奏しているためその素材動画数は100を超えたそうです。
主に全体の仕切りと音楽的な細かい部分をRyoさん、映像全体の編集や動画の管理、メンバーとのやりとり等は奥様が行いました。
Ryoさんは、「参加してくれたミュージシャン、動画を見てくれた皆さん、本当にご協力ありがとうございました。これは一人でも多くのミュージシャンに、今出来る範囲での発表の場を作って沈んだ気持ちを切り替えてほしい、そんな思いで取り組みました。今後も第2、第3と企画を計画していますが、それでもこれはライブハウスやホールイベントが再開されるまでの”つなぎ”だと考えています。ライブが出来るようになればバンド仲間と一緒に同じ時間、同じ場所で演奏出来るし、やはりそれが一番ですからね。新型コロナウイルス感染症を取り巻く状況はまだまだ予断を許しませんが、一日も早く終息し、皆さんとお会い出来ることを楽しみにしています。」と話してくれました。
※第2弾『国際紅白歌合戦』は予定数の定員が集まり、エントリーを締め切りました。アメリカ、フランスからの参加もあるそうです。
★Ryoさんは、RuSy Lightside、北関東ロイヤル観光ほか数バンドで活躍中しています。