【小山市】国の特別天然記念物のコウノトリ2羽が結婚

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渡良瀬遊水地第2調節池に定住している、国の特別天然記念物のコウノトリ「ひかる(オス、4歳)」と「歌(メス、2歳)」の交尾行動が3月22日、初めて確認されました。

これを受け小山市は、2羽が結婚したとして同日付の「特別婚姻届」を作成、さらに4月22日(良い夫婦の日)、「特別婚姻届受理証明書」を交付した。2羽の婚姻を祝し、式典の開催も予定していたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止となりました。

コウノトリの交尾行動が確認されるのは、県内でも今回が初めて。今後、ヒナが誕生すれば、東日本では初の野外繁殖。

市渡良瀬遊水地ラムサール推進課の担当者は「コウノトリ夫婦は渡良瀬遊水地内の人口巣塔に滞在していることが多く見受けられますが、観察マナーを徹底し、新婚夫婦を温かく静かに見守って頂ければ」と話しています。

なお、市のホームページでは、2羽の婚姻までの軌跡(動向)や特別婚姻届、受理証明書、写真などを公開しています。

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▼ひかる(J0128)/2016年3月28日、千葉県野田市にて誕生。18年8月17日、小山市より「特別住民票」交付。19年6月2日、栃木結婚支援センター小山の特別会員登録。

▼歌(J0181)/2018年3月13日、徳島県鳴門市にて誕生。同年6月1日、鳴門市より「特別住民票」交付。20年3月11日、鳴門市を転出し、小山市より「特別住民票」交付。

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