小山市など、渡良瀬遊水地に関連する自治体4市2町(栃木市、野木町、茨城県古河市、埼玉県加須市、群馬県板倉町)は9月1日(火)、遊水地第2調節池内の人工巣塔(小山市下生井)で、5月30日(土)に誕生したと推定される国の特別天然記念物のコウノトリ「わたる(雄)」と「ゆう(雌)」2羽の巣立ちを記念し、合同で「特別住民票」を交付しました。
「わたる」は8月1日(土)、「ゆう」は7月29日(水)に人工巣塔から巣立ったことが確認されています。
現在は、遊水地およびその周辺の水田で活動する「わたる」と「ゆう」の2羽を、行政区域の垣根を越え、ともに連携して見守っていければと浅野正富小山市長がほかの市町に呼びかけ、合同での特別住民票交付が実現しました。
「わたる」と「ゆう」の親鳥である「ひかる(雄)」と「歌(雌)」のつがいには、小山市が単独で特別住民票を交付していたため、この取り組みは、今回が初めてとなるようです。
交付された特別住民票は、各市町の遊水地関連施設などに掲示されているそうです。
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