「第8回山辺マスターズリーグ野球大会」の表彰式が12月8日、足利市山辺公民館で開催された。主催は足利市スポーツ協会山辺支部。シーズンを通じた熱い戦いを振り返りながら、選手や関係者の努力を称える場となった。
式典は、大会顧問であり足利市河南野球協会会長の早川尚秀市長の挨拶で幕を開けた。早川市長は「地域や年齢を問わず、この大会を支えてくださる皆さまに感謝します。このような民間主体の大会がモデルケースとなり、さらに広がっていくことを期待しています。何より、プレーを楽しむ選手たちの姿が素晴らしい」と語り、関係者の尽力を讃えた。
続いて、山辺支部の本橋裕一支部長より、優勝チームであるバッドボーイズをはじめ、個人賞受賞者へ賞状が手渡された。本橋支部長は「今年も無事大会を終えられたのは、チーム代表者や選手、運営スタッフの皆さまのおかげです。この大会の魅力は、参加者全員が試合だけでなくその過程も楽しめる点にあります。最近はベテラン選手が若手に劣らぬ活躍を見せ、試合がますます拮抗しています。来年も素晴らしいゲームを期待しています」と締めくくった。
表彰式後には、参加者たちがテーブルを囲み、和やかな雰囲気の中で交流を深めつつ互いの健闘を称え合った。
【大会結果】
優勝: バッドボーイズ
準優勝: シャララクラブ
第3位: 新星ドラゴンズ
【個人賞】
最優秀選手: 宮澤大志選手
優秀選手: 瀬谷孝之選手、浦野恵太選手、川端純男選手、原澤康将選手、加藤尚志選手、牧山智仁選手、佐藤勇気選手、山口和樹選手
地域の熱意と連帯感が生んだこの大会は、単なる競技を超えたつながりを育み、次なるシーズンへの期待を大いに高めた。来年のさらなる熱戦にも期待が高まる。