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「結城紬(つむぎ)」の将来を見据えた後継者の確保、育成および技術支援機能の充実、強化を図ることを目的に、栃木県が建て替え工事を進めていた「紬織物技術支援センター」(小山市福良2358)が、このほど完成しました。
老朽化が進んでいた同センターは今回、国の地方創生拠点整備交付金を活用して、従来の1・3倍となる木造平屋建て、約960平方メートルの広さに建て替えました。
結城紬の全行程が行える機能や研究、新商品開発のための機器を整備したほか、品質向上に関する技術相談にも応じます。
また、結城紬の歴史や製作工程のパネル、道具の展示および触れることのできるコーナーも設けました。
2010年に国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産に登録された結城紬は、今年、10周年を迎えます。
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